僕と家具職人、2人の前に様々な難問が立ちはだかり、試行錯誤の中、スタートした新作フレーム/額縁の「wabisabi」。本日ようやく完成させることができました。 大量生産のなんちゃってアンティーク加工のフレームでは絶対に出すことのできない、 新品なのに何十年もずっとそこにあった様なリアルな経年劣化を 表現することができました。 日本人の心に流れる「侘び寂び」の精神を西洋文化のフレームに落とし込むことに見事に成功した、 と自画自賛しております。 日本庭園を造る庭師と茶室を建てる大工は常に全て完璧な計算の上で造 ...